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執筆者の写真リライフホームブログ担当者

断る勇気

整理収納アドバイザーsakuです。


エコロジーを考える指針「5R」って聞いたことありますか?

ゴミをできるだけ出さない社会をつくるための基本的な考えです。

1.Reduce(リデュース)


 ごみの量そのものをできるだけ減らすこと。

【例】買い物をする前に、「これは本当に必要?」と考え、必要な分量だけ買い物する。

   包装紙、袋を断る 。買ったら最後まで使い切る。


2.Reuse(リユース)


 再利用する、そのままの状態で捨てずに何度も使う。

【例】お下がり・バザー・リサイクルショップ利用。詰め替え用品を積極的に使う。



3.Recycle(リサイクル)


 再資源化。これは皆さんよくご存じで。

【例】資源とゴミを分別して出す。リサイクルのものを積極的に使う。


4.Refuse(リフューズ)


 不要なものは買わない、もらわない。

【例】パンフレットやチラシ・サンプル・試供品など、必要以上に家庭に持ち込まない。

   過剰包装や衝動買いもこれにあたりますね。


5.Repair(リペア)


 家具・衣類・家など使えるものは愛着を持って、修理して長く使い続ける。

整理収納目線で、5Rの中で特に気にしたいのが、「不要なものは買わない、もらわないRefuse(リフューズ)」です。



人には所有欲があります。

断わるって意外と難しい。タダとなると心理的に「断ると損」という思考が働きます。

買い物に行ったら、「まとめて買うと●●%OFF、今なら何点以上お買い上げで●●%OFF」と聞いて、1つの商品でよかったのに無理に買うものを探したりして・・

私にも身に覚えがあります。


今の消費社会では、モノはだまっていてもどんどんやってきます。TVやSNSを見ればわかるように、企業はどうにかしてモノを手にさせようと必死です。そして上手です。

それを見極めることなく家の中にモノを入れてしまっては、行く末がどうなるかは想像できますね。


私も含め、人は誘惑に弱いですね~。

先日、某コンビニで、買い物するとくじが引けてその場で商品が当たるというキャンペーンに出くわしました。その日は朝早く、お出かけ前にコンビニによったのですが、くじを引いたら・・

なんと、「スイカバーアイス」が当たりました(*_*; 

まだ胃もきちんと働いていない早朝、しかもこれからでかけるというシーンでのアイス。

これを今から食べろと言いますか、お兄さん。(T_T)

バイトのお兄さんの言葉をキッパリ断れた瞬間でした。


人の気持ちが絡むと一筋縄で、「いりません」と言えないことも多々あるのが実情です。

人間関係を崩してまで、頑なに断るのもどうかと思いますが、家の中にモノを持ち込む前に、これって本当にいる?と自分に問いかけてみる事が大事だと思います。

場合によっては断る勇気が必要です。


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